広島ダルク

 
 
 
 

NAミーティングの参加

 
 NAミーティングは世界139か国で週67,000以上のミーティングが行われている薬物依存症という病気から回復することを目的とした自助グループです。
 広島ダルクではNAミーティングに参加し続け参加の習慣をつけ、社会復帰した後もNAミーティングに参加し続けられるようにすることが広島ダルクの目的でもあります。それだけNAミーティングはやめ続けるにのには重要なものとなります。
 
 
 
 
 

 

 共同生活


 依存症者は特に共同生活を嫌がります。依存症は人間関係の病とも言われています。社会復帰のためにも、共同生活で社会性や協調性を学び、人間関係の病を克服し回復を図ります。
 
 依存症者は使用しているとき、使用していないとき、使用する以前にかかわらず、特有の性格や性質を持っています。そのような人たちと共同生活をすることによって、お互いが自分自身の姿を映し出す鏡として自分自身の問題に気付きそれに取り組むことによって特有の性格や性質を整え回復と成長を図り「使わない生き方」を共同生活のなかで習得します。


 

 ボランティア活動


 依存症者は罪悪感が強く、社会不適合者として扱われてきたり、過去のトラウマや使用による人格的な性質により自己肯定感が低いとされています。ボランティア活動を行うことによって責任感や達成感得、人のためになることで自己肯定感を高め回復を図ります。
 また、使用による閉鎖された環境にいた依存症者が、依存症ではない人たちと関わることによって社会性や協調性をもう一度復活させ社会復帰がしやすくしていくことも目的の一つです。